『おとなのTOYざらす』ホテル王？

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ホテル王？

あれは、２年前ほどの話。

あるビジネスホテルに泊まったとき、
ごく当然のようにケータイからデリヘルに電話し、
「よろしく　ど?ぞ?」と気軽な感じで
ホテルの名前を言って待っていたら、
ケータイが鳴らずに、ホテルの部屋の電話が鳴った。

「あれ？おかしいな?どうしたんだろう？」

と、思いつつ電話に出ると、

「すいません。××（デリヘル店名）の○○ですが･･･」

「はいはい、どうしたの？」

「実は、ホテルのフロントで止められまして･･･」

「あれ？このホテルは大丈夫だと言ってなかった？」

「普段は大丈夫なんですけど、今日は違うみたいです(^_^;)」

「ふ?ん　ならばキャンセルしようか？」

「キャンセルの場合は５０００円いただきますが･･･」

「そうなんだ･･･(-_-;)とりあえず下まで行くわ」

フロントまで降りてくると、フロントにはホテルウーマンが２人。
それも、降りてきた俺をちょっと鋭い目で見てました。

視線を変えると、それらしい女性が一人立っていました。
近づいていくと･･･

「すいません･･･」
「いや、いいんだけども･･･」

「なんか、他にこのホテルに男性の団体客がいて、結構女の子を呼んじゃったみたいなんです。それでホテルの方も、我慢の限界を超えたみたいで･･･」

「そうなんだ(^_^;)」（考える事はみんな一緒なんだ）

「で、どうします？キャンセルだとお金がかかるし･･･」

「なんかいい案ある？」

「このまま、ラブホにいくか別のデリＯＫなホテルに行くか･･･」

「そうだよね、そんな感じだよね････この近くにある？」

「５０ｍ離れたところにあるビジネスホテルはＯＫです」

「じゃ　そこで。(^^)」

「ならば、空いてるか聞いてみますね･･･（略）空いてました(^^)」
その後、そのホテルに移動し、フロントでツインの代金9,000円を支払い、　エッチな行為　をしてきました。

すこし、リーズナブルなデリヘルをお願いしたはずなんですが、結局高くついちゃいました。(-_-;)

そんな夜を過ごした次の朝、仲間と朝食をとり、俺だけ早く席を立ったので、仲間から「どうしたの？」と声がかかる。
そこで、昨日の晩の出来事を話し、ホテルをもう一つ借りた事、そして今からそこをチェックアウトしてくる事を言うと、

「うひゃひゃひゃ！まるで一晩だけのホテル王だな?」

「俺は、千昌夫か！なりたくてなったホテル王じゃないわ！！」

俺からしばらくは、　「ホテル王」　と呼ばれました(-_-;)
今なら　「ヒルトン姉妹」　ですか？